安土城

4月7日晴れ。

社会に疲れたので安土城に行きました。移動手段はもちろん18きっぷです。

安土城は1576年に織田信長により築かれた城で、琵琶湖の南の安土山にありました。安土城は大型天守の先駆けとしても有名で、これを皮切りに江戸時代初期まで全国に大型天守を持つ城が築かれました。他の城では「天守」と表記しますが、安土城だけは特別に「天主」と表記されます。

城跡に行く前に、安土駅前の安土城郭資料館に行きました。安土城観音寺城の日本百名城スタンプを押すことができます。時間と天気の関係で観音寺城には行けませんでしたが、スタンプだけはゲットしました。

資料館の内部には天主の復元模型が展示されていました。模型は2つに分離させることができて、内部の構造を観察することもできます。想像以上に大きな模型で、信長の威光を反映した華やかな城であったことが想像できます。

資料館で説明を受けた後、安土城跡に向かいました。安土駅から城跡まで徒歩30分程度かかります。良い子はレンタサイクルを活用しましょう。

なお、駅の北側には信長サマがいらっしゃいます。

安土城跡は摠見寺に管理されており、入山料が700円かかります。安土城の百名城スタンプはここの受付でも押すことができるようです。

桜がちょうど見頃の時期だったためか、観光客の方がかなりいました。階段が多いため歩きやすい服装で臨みましょう。ただし、登城にはあまり時間がかからないので、登山装備までは必要ないと思います。

大手道です。このあたりは近年再整備された場所のため入山料がかかるようです。道の脇にも桜が咲いていてきれいでした。

大手門に相当する黒門の付近です。枡形の虎口になっています。石垣の積まれ方が他の城と少し違うような気がして興味深いです。

二之丸跡です。現在は織田信長公本廟があります。

天主台跡です。中央の礎石がないのが特徴で、仏教の宝塔があったとされています。

石垣の上からの景色です。木で少し見にくいですが、遠くまでよく見えます。

摠見寺本堂跡です。こちらのほうが琵琶湖がよく見えます。

無計画な強行旅行でしたが、資料館での説明のおかげで安土城をより楽しむことができました。次は装備をちゃんと整えて観音寺城を攻めてみたいと思います。

いい安土城攻めでした。