松山城

2月26日晴れ。

本当は1泊2日で松山城! 宇和島城! 今治城! 大洲城!」 したかったのですが、日程に無理がありすぎるのでこの日は松山城湯築城を回ることにしました。

松山城には4つの登山ルートがありますが、今回は江戸時代の正規ルートである黒門口登城道を登りました。

県庁脇の橋から撮ったお掘です。 この堀の内部(右手側)は三の丸跡で、現在は公園として整備されています。 県庁職員の通勤ルートになっているようで、早朝から自転車通勤の方が大量に向かってきて少し怖かったです。

公園入り口から二之丸史跡庭園の方を向いて撮った写真です。 奥の方に天守が少しだけ見えています。

黒門口登城道の入り口です。 ここから登城道を登っていきます。

黒門口登城道は防御機能を上げるために道が何回も折れ曲がっています。 道はかなり整備されているので、とても歩きやすかったです。

二之丸史跡庭園を上から撮った写真です。 朝早すぎたせいでまだ開いていませんでした。 登城道の途中から少しだけ中を覗くことができます。

30分ほど登ると建物が見えてきます。 奥に天守が見えているのでまっすぐ進みたくなりますが、そちらはトラップです。 天守に行くためには右に折れて遠回りする必要があります。

現在は直進方向の進路は塞がれています。

右に曲がって少し進むと戸無門に着きます。 敵を油断させるためにあえて扉がついていないそうです。

少し進むと道が広くなり、筒門があります。 戸無門からの流れで筒門になだれ込みたくなりますが、実はこれもトラップです。 筒門の右側に隠門と呼ばれる奇襲用の小さな門があります。 (写真取り忘れました)

初見時は全く気づかず、帰りに小さな門があることに気づきました。 隠門から出た時は登って来た人にとっても驚かれました。 この門は天才の発想。

筒門を突破してしばらく歩くと本丸広場に出ます。 開城時間の9:00を待って開凸しました。

天守近くまで来てもまだ道がグニャグニャしています。

天守前の中庭に着きました。 天守に入るためには、天守中心部の中庭を通る必要があります。 四方を建物に囲まれているため、天守に攻め入るには全方向からの攻撃を耐える必要があります。

百名城スタンプは天守入口のところにありました。

天守内部は資料館になっており、先程の中庭をぐるりと一周できます。

石落(いしおとし)と矢狭間(やはざま)です。

天守から松山市内がよく見えます。 湯築城は……ちょっとよく分からなかったです。

せっかく愛媛に来たので、天守前の広場でみかんソフトをいただきました。 みかんの酸味が効いてとっても美味しかったです。

帰りはロープウェー側の道を下りました。

道に沿って高い石垣が続いています。 防御力を極限まで高めようという意思が伝わってきます。(石だけに)

松山城から下った後は、 麓のロープウェー乗り場の近くにある「えひめ愛顔(えがお)の観光物産館」に行きました。

噂に聞いていた「蛇口からみかんジュース」を体験してきました。 蛇口をひねると本当にオレンジ色の液体が出てきます。 濃くて甘いみかんジュースで美味しかったです。

今回は、大街道駅から県庁の方向に歩き、黒門口登城道から登り東雲口登城道から降りて一周するルートを通りました。 いろいろな場所に当時の遺構が残っていて楽しいお城でした。

いい松山城攻めでした。