高取城
御所攻めの続きです。
奈良県の高取(たかとり)城を攻めました。高取城は海抜583mに位置する城で、日本三大山城の一つです。比高(麓から本丸までの高さ)が390mで、三大山城の中で最も比高が高いです。
最寄り駅(近鉄壺阪山駅)から本丸まで徒歩で片道2時間です。壺阪山から壺阪寺まで(本数は極めて少ないですが)バスが出ています。壺阪寺から山頂までは徒歩1時間程度です。登山道に電灯らしきものはなかったので、暗くなる前に下山できるよう余裕を持った計画を立てましょう。
壺阪寺
今回は時間の都合で中には入れなかったのですが、高取城登山口の付近には壺阪寺(南法華寺)があります。703年建立と言われ、目の観音様としても有名です。
高取城登山道からも、巨大な大仏ときれいな建造物が見えます。いつか壺阪寺も攻めてみたいです。
五百羅漢
写真では極めてわかりにくいですが、高取城登山道の途中には五百羅漢像が点在しています。
駐車場付近
羅漢像の後しばらく歩くと駐車場に着きます。駐車場を含め壺阪山駅から本丸までの至る所に「日本最強の城 高取城」ののぼりが立っています。
駐車場の近くには高取城址の石碑が建っています。
駐車場を過ぎると立派な石垣が増えてきます。
壺阪口門
壺阪口中門跡です。立派な枡形虎口の石垣がそのまま残っています。奥に映っている観光客の方の背と比較すると石垣の高さがよく分かると思います。
立派な石垣は奥の方まで続いています。
大手門
壺阪口門跡と同様に、立派な枡形の石垣が残っています。石垣の高さはかなり高く感じられ、攻めることを考えるととても苦労しそうです。木々や苔が生い茂っていて、神秘的な雰囲気に包まれています。
二の丸跡
二の丸跡だけでもかなり広いです。
本丸方向の石垣も立派に残っています。石垣の高さは非常に高く、日本最強の城というのも頷けます。
本丸・天守
天守台の高石垣です。写真だと伝わりにくいですが、とてもとても高い石垣です。高さは12mあるそうです。僕の身長だと4段目ぐらいの高さです。実物を見てぶっタマげました
参考に、石垣の下と上から撮った写真です。近くにいる観光客の方の身長から石垣の高さがうかがえると思います。
本丸跡
天守跡
本丸・天守からの眺め
西側の門たち
壺阪口門を入って左手方向にも縄張りが広がっています。天守に近い順に、写真に収めたものだけ紹介します。
千早門跡
宇陀門跡
松ノ門跡
矢場門跡
二の門跡
黒門跡
まとめ
高い山の奥に、とても広大な縄張りを持つ城でした。特に天守台の高石垣が印象的で、日本最強と言われるだけあると思いました。また機会があれば、今回見られなかった縄張りの隅々まで見たいです。また、高石垣の高さがわかるような写真を撮る技術も身に着けたいです。
いい高取城攻めでした。