彦根城

 

komodiary.hatenablog.jp

小谷城攻めの続きです。小谷城の次は彦根城に向かいました。

時刻表を全く見ていなかったため、JR河毛駅で50分ぐらい待ちました。昼間は1時間に1本しか走っていないのでちゃんと事前に確認しておきましょう。

彦根城は琵琶湖の東側にあり、現存12天守の一つとしても有名な名城です。ゆるキャラひこにゃんも有名ですね。最寄り駅は彦根駅で、駅からそこそこ歩きます。駐車場が広いので、車での登城をおすすめします。

せっかくなので大手門から入りました。

大手門券売所のすぐ前のところには梅林があります。時期が悪かったので梅は散った跡でした。

最初の方は緩やかな勾配の階段ですが、建物が近くなってくると勾配が急になり、しかも段差が2段あって非常に歩きづらいです。曲がり角の手前に敵を溜めて迎え撃てるようになっています。

角を曲がった所は少し開けた場所に出ます。左手方向の天守に向かうためには、右手方向の石垣の上に登ってひき橋を渡る必要があります。防御機能がとてもよく考えられていますね。

ひき橋を渡った所にある櫓は天秤櫓です。中に入って見学することができます。ひき橋を見下ろせる窓や鉄砲穴など、敵に対する殺意が高い構造になっています。

天秤櫓の先をしばらく歩くと、天守に着きます。きれいに手入れされていながらも昔の面影を感じられる美しい天守ですね。

天守内には大量の狭間が隠されています。有事の際はここに穴を開けて奇襲攻撃を行うことができます。

天守の四方はとても見通しがよく、黒門方向の道もよく見えます。

天守の最上階には隠れるための小部屋もあります。敵に対する殺意が高すぎる。

最上階からは遠くまでよく見えます。

 最上階はこのような構造になっています。土曜日だったため、観光客の方がとても多かったです。

天守台は野面積みで積まれています。城のいろいろなパーツが、当時のまま残っていると考えると感慨深いです。

帰りは表門方向から帰りました。観光客の方の多くは駅や駐車場に近いこちらの門を利用することが多いと思います。

ちょうどひこにゃんに会うことができました。ひこにゃんは4月13日生まれで、2019年に13歳になるそうです。見ての通りひこにゃん目当てで登城する方も多く、ひこにゃんのおかげで彦根市はかなり賑わっていると思います。

百名上スタンプは彦根市開国記念館(入場無料)にあります。彦根城の表門から少し歩いた所にある施設で、自由に出入りすることができます。スタンプ目当ての方は営業時間などに注意しましょう。

彦根城の近くには「たねや 彦根美濠の舎」があります。たねやといえばクラブハリエのバウムクーヘンで有名な和洋菓子メーカーですね。たねやの本店は滋賀県にあり、彦根美濠の舎では滋賀県限定のカステラなどを買ったり、その場で食べたりすることもできます。

現存12天守の一つなだけあり、観光客でとても賑わっていました。建物が残っているため防御機能などの築城の工夫点をよく感じ取ることができ、とても楽しい城攻めでした。

いい彦根城攻めでした。